ハンドピックの所要時間(生豆編)

こんにちは。
かりおもんの渡部(わたなべ)です。

コーヒーを飲まれるほとんどの方は、焙煎コーヒー豆は見たことがあるけど、焙煎される前の生豆は見たことがないと思います。

コーヒー豆は農作物ですので、虫に食われたり、成熟前に収穫されてしまったり、輸送中にカビてしまったりなど、不良豆が混入してしまいます。
どんなにグレードが高いと評価されるコーヒー豆であっても、不良豆は混入してしまうものなのです。

不良豆が混入しているコーヒーが美味しくないのは、誰でも想像ができます。

ハンドピックとは

ハンドピックとはコーヒー豆を一粒一粒、目で見てチェックし、欠点豆や不良豆を取り除く作業です。

当店、かりおもんでは焙煎する前と後の2回のハンドピックを大切にしています。

ハンドピックは目が疲れるし、私は肩コリ持ちなので、けっこう大変な作業ですが、必ずやらなければならない大切な作業です。

「かりおもん」の焙煎コーヒー豆を購入してくださる方々のために、そして私自身、不良豆が混入しているコーヒーは飲みたくないですから、肩コリと闘いながらも徹底してハンドピックをしています。


かりおもんのハンドピック

今回は「マンデリンG1」、 800gです。

【ハンドピック作業手順】

マンデリンG1 ハンドピック
  1. ホコリ・ゴミ等の異物を落とすため約100gのコーヒー生豆をふるいにかける
  2. その後、ふるいにかけた生豆をトレーに広げる
  3. 全ての豆の片面(丸み側)をチェックして不良・欠点豆をはじく
    迷ったらはじく!
  4. 全ての豆のもう一方の片面(センターカット側)をチェックして不良・欠点豆をはじく
    迷ったらはじく!
  5. 上記1~4を8回繰り返し、合計800g分をハンドピック

【ハンドピック所要時間】

回数所要時間
1回目20分
2回目21分
3回目22分
4回目25分
5回目19分
6回目23分
7回目19分
8回目18分

ハンドピック所要時間 合計: 2時間47分

【出来高】

[マンデリンG1 800g] ー [不良・欠点豆 162g] = [出来高 638g]

不良・欠点豆 混入率: 約20%(20.25%)


要領が悪くて、時間が掛かり過ぎのようにも感じますが、欠点豆の混入が多いと言われるマンデリンは、特に丁寧にハンドピックしています。

引き続き、もっと効率的なハンドピックを模索していきます。


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