2014.08.13
カテゴリ:淹れる
コーヒーの儀式
こんにちは。
かりおもんの渡部(わたなべ)です。
コーヒー発祥に地、エチオピアでは家に客人が来るとコーヒー・セレモニーが始まります。
エチオピアでは、カリオモン(kariomon)と呼ばれています。
手順を簡単に説明すると・・・
- コーヒー豆を煎って
↓ - 煎り上がったコーヒー豆の香りを客人に嗅いでもらい
↓ - コーヒー豆を臼と杵で粉に潰して
↓ - コーヒーを淹れて
↓ - みんなで一緒にコーヒーを飲む(もてなしの気持ちを持ってふるまう)
本来のコーヒーは、煎って、挽いて、淹れて、飲むという一連のプロセスが1セットになっています。
優雅なひととき
現代のコーヒーは、煎って、挽いて、淹れて、飲むという1セットの手順が、別々のプロセスとなっています。
当店では焙煎のプロセスだけお手伝いし、残りの挽いて、淹れて、飲むというプロセスはお客様自身で楽しんで欲しいと考えています。
最初少しだけ手間に感じるかもしれませんが、要領が分かって慣れると大した手間には感じません。
むしろこの一連のプロセスを踏んだコーヒーに飲み慣れると、そのおいしさが分かってきます。
煎って、挽いて、淹れて、飲むというプロセスが1セットになったコーヒーを、客人と共に楽しむひとときは、いつもとはちょっと違った優雅な時間になるかもしれません。